慢性の頭痛で拍動を感じますか?
こんにちは、koykoです。 前回の記事では緊張性の頭痛のお話をしましたが、今回は女性に多い偏頭痛のお話です。 このタイプの頭痛には実は私の息子も娘も苦しんでいました。 一旦発作が起きてしまうと音や光にも過敏になり嘔吐を伴って全く動けなくなり部屋を真っ暗にしてベットで動けなくなるというパターンでした。 あなたの慢性頭痛は 拍動性の頭痛を感じますか? 片側だけですか? 光や音に敏感になりますか? 発作時は日常生活で悪化しますか? 当てはまる頭痛をお持ちの方は「偏頭痛」です。 血管が拡張すると起こるので拍動を感じます。 我が家のことですが思い当たることがたくさんあります。 クーラーでガンガンに冷えた観光バスから降りてビーチに向かおうとしたとき、 夏の法事で冷えた部屋から暑い戸外へ出たとき、、、など血管が一気に開いたのだろうなというきっかけの時によく発症している気がします。 「偏頭痛」は多くの人が予兆を感じるようです。 目の前がチラチラする光が見え出したら、「あ!くる」ということで動けるうちに帰宅してベットに潜り込むということをしていました。 とにかくもたもたしていると動けなくなりますから、、即時帰宅!とういう感じでした。 前兆時間は5~60分未満とされており、家族性のものが多いとのことです。 鍼灸で対応するならば、予防効果に期待して上記の「予兆」のタイミングで 首の後ろ「天柱」、耳の下後ろ「完骨」、もみあげの後方で浅側頭動脈後方の「和りょう」、眉の上の「陽白」のツボに弱めの鍼をします。 予兆の段階から間に合わず発作時ならば電気(パルス)を流して同じツボに「強め」に刺激となりますが、娘や息子を見ている限り発作時に動くと症状は増悪し嘔吐を繰り返しますので受診することは不可能のように思われます。 予兆の段階で収めることができるなら負担もだいぶと減ると思います。 どんなときに発作が起こるかを振り返ってみてください。 自律神経の調整が難しくなる行動の時? 血管運動の安定性がなくなるような行動の時でしたか? 寒暖差の激しい移動は徐々に身体をならすなど 自分なりのパターンのコツなど自分自身で分かっておくとほんの少しだけコントロールできるかもしれません。 皆様の辛い日が少なくなりますように。
