表情筋は不随意筋のなごり

こんにちは、kyokoです。

先日表情筋の動きが悪くなると一気に老けて見えるというお話をしました。

よしじゃあ表情筋のトレーニングをしよう!
っとなるのはちょっと違うんです。ご説明いたしますね。

トレーニングすれば筋肉は肥大化します。
咬筋(噛み締める頬の筋肉)はくいしばりや、硬いものを噛み続けると肥大化してエラがはってきます。
このように鍛えられる筋肉もありますが基本的に表情筋は鍛えられるものではありません。これは形成外科医の北条医師もはっきり明言されています。

筋肉は自分の意思で動かせる「随意筋」と
無意識下で動いている内臓などの「不随意筋」の2種類があります。

表情筋の一部、瞳孔、眼輪筋などは無意識で動く「不随意筋」です。
その他大部分の表情筋は自分の意志で動かせる「随意筋」ですが、もともとは「不随意筋」で進化して人のコントロール下に入ったものです。

目にボールが入りそうになって瞼を無意識に閉じますよね。
また嬉しさを隠しきれない時、別に嬉しい顔をしよう!と思って表情筋を動かしていませんし、
困ったときに、眉間にシワを寄せよう!っと思って表情を作っているわけでもないですよね。
つまりそういうことなんです。

お顔の30種類以上ある筋肉をまんべんなくトレーニング!って思ってもできるものじゃないですよね。しかもトレーニングは肥大化させるだけで老け見えさせたくないという目的が違います。

でも鍼なら解決できるんです。
意識して使わなくなったお顔の筋肉に自分の意思と関係なく、鍼で電気を流して定期的に動かして筋肉の寝たきり状態でやせ細って固くなるのを防ぐことができます。
自分の感情をいつでも生き生きとのせて遅延なくスムーズに表情が動けば実はたるみよりもシミとりよりも相手に与える印象は若々しいのです。

日々のメンテナンスが未来の自分の老化速度を変えることができます。
電気を流す美容鍼で不随意筋もまとめてピクピク狙ったところに変なシワをつくることなく摩擦をかけずに表情筋の老化を予防するのは理にかなっていていいなと思うのです。