緊張が高まった時試してみてくださいね
こんにちはkyokoです。 漢方や鍼灸医学の診断法の一つに「脈診」があります。 「チャングムの誓い」をご覧になったことがある方はいらっしゃいますか? 医女の「脈診」が誤診でお后様の病状が悪化し見習いのチャングムが別の「脈診」判断で正確な病の原因を見つけ出すという場面があります。 このように「脈診」は検査機器のなかった時代からの診断方法です。 28種類もある脈の種類からの情報で病気の位置、邪気の種類、体力の強弱などの判断に役立ちます。しかし技術の習得はなかなか難しくすべての脈をとれる中医師はすくなくなってきたといわれています。 そのなかでも一番分かりやすい脈が「弦脈(げんみゃく)」で、ギターなどの弦をはじいているような脈を脈診する指に感じる脈の種類です。 この脈は緊張しているときやストレスを強く感じたときなど血管の緊張度が高まってるときの脈です。 ストレスを今とても感じているという時にご自分の脈に触れてみてください。 触れた指を弦がはじくような脈を感じることが出来ると思います。 その時に一度試してみていただきたいのですが「太衝」というツボ(下の図参考)を指の腹でしばらく強めに押してみてださい。 そのあとに先ほどと同じように「脈」を確認してみると、弾いていた「脈」が落ち着いたのを感じることができると思います。 「太衝」はストレスにもともと弱い肝経のツボで、その「肝」(西洋医学の肝臓ではありません)の、「気」の巡りや肝機能を整える働きにすぐれます。 ストレスや緊張を感じたとき試してみてください。 ツボを押して一過性でも楽になるといろんな場面での負担が減るかもしれません。 心のお守りがわりに気楽に使ってみてくださいね。 ★ 太衝・・・第1趾と第2趾の骨が交わる少し前のくぼんだところ!!

