私たちの視細胞の役割について
おひさしぶりです、kyokoです。
突然ですが、皆様、夜空の弱い光で小さく見える星をまっすぐに見ても実は見ることができないってご存知の方いらっしゃいますでしょうか?
少し焦点を違うところにずらしたら見えるのでしょうか?・・実験してみたら面白いかもしれません。
私たちの目の視覚細胞には2種類あります
「錐体細胞」・・・強光を受容し色を識別できる
「桿体(かんたい)細胞」・・・・弱光を認識できるが色は識別できない
暗いところでもなんとか薄明かりでぼんやりとなんとなくの形が識別できるのは「桿体(かんたい)細胞」のおかげです。しかし薄明かりの中で、なんとかぼやっと形は識別する程度で、色は識別できません。
加えて、私たちの網膜には、まっすぐ入った光が到達する領域「黄斑」(つまり一番まっすぐに焦点をあわせて私たちが見る場所)があるのですが
そこには強い光で色を認識する「錐体細胞」が集中して存在しているのですが、一方のぼんやりしたひかりで認識できるが色は認識できないという「桿体(かんたい)細胞」は存在していません。
ですから星空の暗い小さな星をまっすぐ一生懸命に見ようとしてもそこには強い光で色を認識する「錐体細胞」しか存在していないので見えない・・ということになるのです。
今晩、夜空を見て試してみるのも面白いかもしれません。
視野の中心が歪んだり、ぶれたりする症状はありますか?
前述の網膜のまっすぐの光が到達する「黄斑」に変性が起こる「黄斑変性症」かもしれません
萎縮性と滲出性があり、萎縮性の場合は加齢等により老廃物がたまり栄養不足などで徐々に萎縮が進行するタイプです。
血流改善は鍼灸の得意分野です。
定期的に眼科で受診されながら鍼灸でも目の周りの血流を促し老廃物を流す治療を併用されるのも良いかと思います。