こんにちはkyokoです。 もしあなたが耳鳴りの治療に訪れて、 「肝が弱って気の流れが停滞していますね」といわれたら・・・・。 肝臓??気の流れ??? 確かに怪しさ満載って感じてしまいますよね。 東洋医学の治療を説明する時に「五臓」と「五行」の概念がないと 前述の治療院での会話のように心の中で???怪しくない?? っとなってしまって当然と思いますので 今日はその一つ「五臓」についてお話しさせてください。 西洋医学でいう「五臓」は臓器名のことですが、中医学でいう「五臓」は 「体を動かす機能や働き全般のこと」でそれを5つに分類したもので、 「肝」「心」「脾」「肺」「腎」なのです。 ここが話をややこしくしている第一歩ですね。 ですから「肝」といっても私たちが思う肝臓のことではないのです! 「脾」といっても脾臓のことではないのです! 東洋医学でいう 「肝」は血の貯蔵、気の循環を担う 「心」は血を全身に送り出す 「脾」は飲食物を生理物質に変換する 「腎」は体内の水の調整 なのです。 これらは単独で働かずお互いのバランスがくずれると不調が起こるのです。 その症状と「五臓」の関連性についておいおいお話できたらと思います。 今日の「五臓」と明日お話しする「五行」を理解するとやっと前述の耳鳴りで・・肝の機能が・・ という話もつながると思いますのであと1日、理解のための下準備にお付き合いくださいませ。