こんにちはkyokoです。

子育てがひと段落したり、介護、お仕事での立場などの環境の変化が訪れ、大人女性の
閉経前後のホルモンバランスの変化と重なっていろいろな不定愁訴を感じていませんか。
今までがんばってきた体からのサインです。一度立ち止まって、身体と向き合ってみましょう。

病院でホルモン療法をしてもすっきりしないというあなた。
鍼灸治療で体全体のバランスをとるのも選択肢に入れてみてはどうでしょう。

のぼせ、めまい、耳鳴り、頭痛、目が赤い、イライラするなどの症状はありますか?

「腎」(西洋医学の腎臓のことではありません)の特性は生殖にかかわる機能や月経などと深くかかわっています。

「腎」は五臓(肝・心・脾・肺・腎)のなかで一番加齢の影響をうけ更年期障害と
密接に関係することが多いのです。
「腎」を正常に働かせホルモンの分泌、水分のめぐりを整え自律神経を正常に働かせるように身体全体を見ての治療となります。

先日からお話ししている「肝」にも「腎」の不調は影響が及んでおり「腰やひざなどの下半身にだるい痛みがある、ふらつく」などの症状があれば「肝陽上亢」という病証判断ができます。
更年期障害といっても人それぞれの症状があり、「肝」だけでなく五臓の「心」「脾」に影響が及ぶと他の更年期障害の症状の病証判断になります。

ですので「腎」の回復を主軸においてそれぞれの「肝」「心」「脾」の病証判断をしていきます。
このように更年期障害にはホルモン治療だけでなくいろいろなアプローチもあることを知っておくと安心だと思います。
ひとりで悩まずどんどん周りに相談してみてください。いろんな方法があるはずです。